今朝のあまのじゃく
今朝の私
素直に謝ることも、素直に寂しかったということも、素直に傷ついたということもできなくて、隠れていた。
本当は気付いてほしいのに隠れていて、気づかずに通り過ぎたあなたを追いかけたこと、あなたは知るよしもなくて、私は一人で泣きそうになっている。
どこに隠れていたと思う?教えない。
でもあなたのポットにコーヒーを入れながら、
サンドイッチを作りながら、あなたのことを考えていたのは確か。
時間がなくても少しでもタンパク質と野菜を摂れるように、
卵とチーズとハムとキャベツを
溢れない程度に詰め込みました。
そういうところに、一応、私なりに、それなりに、気持ちを込めているつもりなんだよ。
あなたは知る由もなくて、たぶん気づきもしなくて、
おいしかったよ、え?卵入ってたっけ?とか言うかもしれない。
サンドイッチがあった場所に、代りに小さなメモがあった。
お昼の用意ありがとう、って。
コーヒーのポットはもって行かなかったみたい。
多分気づかなかっただけだろうから、一人で傷つくのはやめよう。
あなたは優しいと思うよ。
でも
私はいつだって本当のことを知りたいって思ってしまう。
見せかけだけじゃいやだって思ってしまう。
ほんとうに、確かなものってあるのだろうか。
そんなことを考えながら
今日は私はバッハのインヴェンションを練習します。